30代、ちょっと女ひとり旅してみました。カミーノデサンティアゴ800km徒歩の道

結婚をし主人の仕事の都合で退職。でも子供はいないから時間はある、だからなんだかモヤモヤした日々。自分自身で何かを達成したい!そんな時、ふと一人旅に出てみました。

(12日目)Hornillos del Camino 20.87km パエリアの作り方伝授(13日目)恐怖のCastrojerizまでの道 19.47km


いよいよカミーノ前半も終わり。
朝食はミートパイのようなとっても美味しいキッシュのようなパン。
これにカフェドコンレチェを飲むと1日元気。
Hornillos del Caminoでは兄妹で経営しているアルベルゲに宿泊。
その際に、お兄さん手作りの美味しいパエリヤをいただきました。

作り方も教えてもらったので共有。
お兄さんは日本に来たことがあるそう。
その中でも印象的だったのは大阪だそうで。
食べ物はお好み焼きが大好きだったって。
でも、たこ焼きのタコがどうも気持ち悪くて無理だそうな。
スペインではタコもミノも臓物食べるのに意外。

まあ好き嫌いは人それぞれだよね。
さて、そんなわけで作り方

*お鍋一つで肉パエリア*

魚介じゃないパエリアもあるそうな。
家庭料理の味でとっても美味しかったよ!

<材料>
肉150ー200g
ピーマン1個
パプリカ1個
にんにく2欠片

パプリカのオリーブオイル漬け(あれば)
トマト1個
トマト缶ペースト
インゲン10本
グリーンピース適量
アンティチョーク缶詰(あれば)
パプリカの粉
サフラン
オリーブオイル
米(1人前100g)
水(1人前250ml)

野菜や肉の量は決まってない感じ。目安で書いてみたけど適当でね。

①ピーマン、パプリカ、にんにくをダイス状にカット
②鍋にカットした野菜を炒め、少しクタクタになったら塩をひとつかみ入れる。
③パプリカのオリーブオイル漬けも細切りにカットし一緒にいれ5分炒める
④火は弱火から中火で温めたままパプリカのオイル漬けを細切りにし、にんにく1つ、トマト1つを細切りにしてミキサーにかけペーストを作る。そして鍋に入れて5分炒める。
⑤鍋の中央を空けてインゲンとグリーンピースを入れる、その後アンティチョーク缶を入れて塩少々。さらに5分炒める。
⑥さらに鍋の中央を空けて、トマト缶とオリーブオイル、パプリカ粉大さじ2程度を混ぜて投入。5分炒める。
⑦弱火にし、生のライス100g(2人前なら200g)を鍋の中央を空けて投入。サフラン入れて7分炒める。
⑧お水250ml(2人前なら500ml)塩大さじ1を入れて中火で炊き込む。
⑨5分強火、15分弱火で炊き込めば完成!*蓋はしないでそのまま。

お米の芯も案外残っていて美味しかったな。

そして次の日はCastrojerizへ!
道途中にとっても歴史ある教会も発見。
どうやらアルベルゲもあるようだけど、私はそのままチラ見して直進。

ここではなんと、今までなかよくしてくれていたイタリア人のみんなと
お別れすることに。。みんなお仕事あるもんね。
でも出会えてよかったよー!

ビールで乾杯して最後はハグ。

でもなんで恐怖の・・・というタイトルかというと。。。

実は後で気づいたんだけど、この日ね。
泊まったアルベルゲでベッドバグにやられてしまったようで。。
もう全身噛まれて最悪でした。
ベッドバグというのは南京蚤で、カミーノで気をつけなきゃいけない要素の一つだったんだけど。なんと私2回やられました。跡に残るは大変。。

結論として言えば、安いアルベルゲは注意すること。
そして2段目のベッドに寝ること。
両方とも1段目のベッドで寝たときに私はやられたので。。
これに尽きます。

噛まれてしまったら、全部持ち物を高温で洗って、
リュックも干す。奴らが嫌いなハーブスプレーをかけまくる!
ひどい人は薬をもらいに病院に行ってた子もいたけどね。

なかなか大変だけど、こればっかりは気をつけていても運だから。
みんなはベッドバグにやられないように祈ってるね。