30代、ちょっと女ひとり旅してみました。カミーノデサンティアゴ800km徒歩の道

結婚をし主人の仕事の都合で退職。でも子供はいないから時間はある、だからなんだかモヤモヤした日々。自分自身で何かを達成したい!そんな時、ふと一人旅に出てみました。

(11日目)Atapuercaまでの大好きな森道 30.04km(12日目)Brugosまでの道 19.84km


当初、私はAtapuercaまで歩くつもりはなかったんです。
ただ無心で歩いていたら足がどんどん強くなって来たのか。
それともこのAtapuercaまでの道が森のような道で
とっても楽しかったからか。

気がついたら30km歩いちゃってました。
自分でもビックリ!

振り返るとはじめて30km歩いた道のりでもありました。

自分よくやった〜!

でも今までで1、2を争うくらい大好きな道だったな。
だから辛くもなかったかも。

そしてこの道半ばで、改めて素敵な出会いがありました。
その子は、ポーランド出身のナタリア。

ロバかヤギか何かの動物を横目にスタスタ歩いていると、彼女が話しかけてくれたの。女子ひとりというのが親近感あったのか、途中まで一緒に歩くことに。

彼女とはいろんな話をしたなあ。

古いドラマだけど、アメリカドラマのFriendsが面白くて。
私がちょうど、英語学習がてら見終わった頃だったから、それをナタリアに見終わったんだよー!といったら、やっぱりナタリアも観たことあるようで。
しばしFriendsトーク。私はジョーイが好きなんだけど、彼女はフィービーがブッ飛んでて好きとか。どのシーンが好きだとか。

あとは恋愛トーク。
彼女は3年彼氏がいなくて、でも無理に作りたくないから気ままにしていると。私は結婚するまで同じ状況だったから、大いに共感。
無理に合コンとか行きまくったりしたけど、彼氏が欲しいー!
という時に限ってあんまりうまくいかないんだよね。

結局自然体が一番。

もう良いやー彼氏いらないとか、どうでも良い時に出会ったりするもんね。
ちなみに、好みはどんな人?と聞いたら
身長が高いひとだって。高身長が好みなのは全世界共通かしら。

あとはポーランドのおすすめ観光スポットも教えてもらい、
とっても楽しかったな。

彼女はブルゴスまで行くといって途中で別れたんだけど、私はAtapuercaでおやすみ。

そしたらなんと!嬉しいことに大学生のYちゃんとMちゃんに再会!!

思わず再会した時叫んじゃった笑。知ってる人に会うと心強いよね。
キッチンもこじんまりとしていて、とても素敵なアルベルゲだったな。
あとは、はじめましての大学生Tくんにも遭遇。
日本人案外歩いてるんだなあ。若い子に混じってご飯。

ゆっくり休んで、次の日は楽チンな20km!

ブルゴスは大きな街なので、みるのに時間がいるかなと思い。
早めに到着して、ゆっくりすることに。
素敵な朝日も見れました。ここは有名な場所みたいで涙流している人もいたな。

朝ごはんも食べて、元気いっぱい。だいぶ注文も板について来ました。

街に続く川沿いの道を歩いて(ぶっちゃけココが死ぬほど辛かった)

ようやく

ついたーー!!

ところどころに巡礼者の像もあって、歓迎されている感満載。

アルベルゲの前のバーもいい感じ。
レモンの炭酸とビールを割ったレモンセルベッサが美味しくて。
とりあえずは一杯。

ブルゴスはタパス横丁があって、美味しいお店もたくさん。
有名なのはこの黒い血のソーセージにご飯を詰めたもの。
ワインに合う感じ。

みんなで教会にも行って中を見学。
かなり広いから、体を休めていかないとシンドイかも。
でも、なんとここにレオナルドダヴィンチの絵が!
とても綺麗な街だったから、またいつか個人的に行きたいな。

ここでは、いつも仲良く絡んでくれたイタリア人のアルフレッド、クリス、マルコとお別れ。

お仕事の関係で2週間しか休めないんだって。
だから来年また歩きにくるとか。大多数のイタリア人とはここでお別れ。さみしいけど、とっても素敵な思い出になりました。

最後みんなとFacebookだったりWhatsAppを交換。
明日でカミーノ前半も終了。
あっという間だったな。