(14日目)Fromistamaまでの道 25.28km ベッドバグその後(15日目)Carrion de los Condesまでの道 18.88km この先しばらく灼熱地獄
この写真、かなり涼しげに見えますよね。
それもそのはず水路の水の豊富さに、聞こえてくる水の音。
どうやっても、涼しく感じますよね。
でもここに辿り着くまでの道のり。
そう、灼熱の直線メシアの道が続くわけです。
しかも数日間。
木がところどころに植えてあるので、
死ぬということはないんだけどもとりあえず直線。
山道があんなに恋しくなったことはありません。
そんなカミーノの後半。
到着するまでまた新しい出会いもありました。
日本人の大学生だったり、スウェーデンのおじさんだったり。
道中面白い話をたくさん聞けて大満足。
でも前回わたしはなんと、ベッドバグにやられたと書きましたよね。
そのあとの処理をお伝えします。
1まずはもちろんお風呂に入る。
2持ってきた布製のもの全てを高温洗濯機で洗う手配をお願いする。
(だいたい€10程度。乾燥は天日干しだけど機械でお願いするなら更に€10)
3そしてリュックは薬局で購入した虫除けスプレーをふりかけて干す
4靴も干す
5噛まれたところは徐々に痒くなるので、ムヒを塗る
以上。
後日、ひどいと水ぶくれになったりするから気をつけてね。
私は水ぶくれにもなって、針を刺して水泡の汁をぬいて
薬を塗って絆創子でカバーしたりしました。
辛くったって仕方ない。
だって歩ききるしかないんだもん。
でも落ち込むのも最初の数時間のみ。
あとは綺麗にしたら、それ以上することないので
通常どおり飲んだり食べたり楽しむこと!
それが一番。
次の日は気を取り直して歩きまくる!
Carrionでのアルベルゲは皆で歌うイベントがあってそれに参加。
自己紹介をして、ワイワイ楽しかったな。
聞かれた質問は
名前
出身国
どうしてカミーノを歩こうと思ったか
この3つだけ。
シンプルで簡単だけど、仲良くなるにはもってこい。
みんな色んな国から同じ道を歩きにきているなんて
本当に不思議な体験をしているんだなと改めて思った次第です。
灼熱の道だけど、道すがら藁があって
そこでジョンが寝ているのを発見。
精神科医のお医者さんみたいなんだけど好きな音楽をガンガン流して
自由気ままに歩いていて。とっても楽しそうだなーと思ったり。
この写真見ていると、好きに生きるってとっても大切だなと実感。
あーまたカミーノ行きたくなったな。