30代、ちょっと女ひとり旅してみました。カミーノデサンティアゴ800km徒歩の道

結婚をし主人の仕事の都合で退職。でも子供はいないから時間はある、だからなんだかモヤモヤした日々。自分自身で何かを達成したい!そんな時、ふと一人旅に出てみました。

(7日目)Logronoまでの道 27.70km


ちょうど歩き始めて1週間。
今日は初めての25km超え。
歩けるか心配だったけどもう前に進むしかない。

見慣れた田園風景をずんずんと突き進み、途中休憩しながら歩く。
ワセリンで塗った足は、ワセリン効果はあまりなくマメができてきたり。この水膨れ的なマメは潰さなきゃいけないんだけど、やっぱり痛い。
登り坂はいいんだけど、下りがキツイんだよね。。
実はLogronoの街に降りるときに、キツイ坂が最後あるの。
そしてその途中、お土産を売っている出店があり。
普通のお店なんだけど、何やら人だかりが。
でも私はもう足が痛く痛くて。見る余裕もなく素通り。
5分ほどゆっくりスペースで降っていると、向こう側から見知った顔が。

イタリア人のクリスとアルフレッド。

「なんで戻ってきてるのー?」と聞いたら
「もう俺らカミーノ行き終わって戻ってきてるとこ。」とか冗談をかましてきたんだけど、足が痛くて愛想笑いしかできず。
聞いたら、どうやら先ほど通り過ぎた出店が何やら有名なよう。

巡礼が始まった頃からずっとやっているお店らしく、カミーノでもっとも古いスタンプ?らしいから記念に絶対押してもらった方がいい!とのこと。

えーーー、、、さっき足止めればよかった、、
てかもう、今からあの坂を登ってまた降りるなんて。。。


「私はいいや。。。もう登れない!あとでスタンプ見せてね」

と諦め歩を進める。
見せてもらったスタンプは、とっても可愛かったので
ぜひ皆さんはスタンプもらってくださいね。

そんなこんなで着いたLogronoは見所たくさんの街でした。

まず何と言っても、Tapas!!タパス!!

Calle del Lauelという通り?周辺がもうタパスのお店で溢れている!

夜ご飯をここで済ませてもいいくらいに素敵な場所。
ここでは関東から来ている大学生2人と一緒に2軒ハシゴ。

みんなワイワイ賑わっていて、居酒屋どおりって感じ。
陽気な雰囲気はとっても素敵だったな。

ただ、忘れてはいけないのはこの教会!

Co-Cathedral of St Mary of La Redonda
ここにはミケランジェロの壁画があるので、要チェック。

アルベルゲはSantiago el Real Pligrims Hostelへ。
ここのホステルはドネーション(寄付)なんだけど、夜ご飯を皆で作って食べて、夜8時頃に隣の教会のミサに参加し、歌を歌ったりする素敵なホステル。

閉まった後の夜の教会はなかなか雰囲気があって素敵でした。
そして、私は知らなかったんだけど、
この巡礼歌、とっても有名なのか皆知っていたな。

Ultreia Ultreia♪

ここしか覚えていなかったんだけどラテン語らしい。

ドイツ、イタリア、オーストリア、フランス、スペインそして日本
いろんな国の人とワイワイできてとっても楽しかったな。

女子ひとり旅はどうなんだろうとか思ってたけど、カミーノ選んで良かった。
だってこんなに素敵な人たちに囲まれてさみしくないもんね。