30代、ちょっと女ひとり旅してみました。カミーノデサンティアゴ800km徒歩の道

結婚をし主人の仕事の都合で退職。でも子供はいないから時間はある、だからなんだかモヤモヤした日々。自分自身で何かを達成したい!そんな時、ふと一人旅に出てみました。

(2日目)Zubiriまでの道 21.34km


2日目の朝。
アルベルゲにあった銅製の巡礼者の置物を眠い目をこすりながら見て
心の中で、行ってきますと挨拶。
今日も無事に歩けますように。

6時に歩き始めて、始めは暗かったんだけど
Burgueteの街に着く頃には、徐々に明るくなってきた。

カカシの代わりなのか、とってもおしゃれなオブジェ?も発見。
ヨーロッパの人の発想や遊びゴコロは本当に参考になる。
Zubiriまでの道のりは6つの街と村を越えていくんだけど、
森の間を通って歩く道もあり、個人的にカミーノで好きな道のひとつ。

森林浴という感覚もあったけど、登り坂も続いたことで地味に足に響く。
やっぱり、登山靴で歩いているとシッカリしているけど
背負っているリュックが重いから足シンドイかも。。

もう少し軽い靴にすればよかった。。。

と、心が挫けかけた時に、山道も終わり道路が出現。
道路を渡った先にはカフェが!

オレンジジュース(スペイン語でナランハ)を飲んで生き返り。
ひと休み。

そしてまたしばらく歩けば、Zubiriに到着〜!

橋がかかっていて、透き通った川がキレイな小さな町。

みんな疲れた足を川につけて冷やしている。
水遊びもしてて、とっても楽しそう〜!
でも、まずはアルベルゲ確保が先。到着はちょうど1時ごろ。
ちょうど狙っていた公営アルベルゲが受付はじめたところ。
無事に寝床も確保。シャワーも浴びてスッキリ。

今日は大部屋。二階のベッドは登る時辛いけど、見晴らしよし。
でも夜ね、、いびきの大合唱でビックリした笑。
みんないっぱい歩いたね。疲れてたね。

お昼は昨日少し挨拶していた神戸からの女子大生2人組と、
ひとり旅中の埼玉からの男子学生と出会い。
みんな泊まる場所も一緒。一緒にご飯つくろ〜!
ということで、みんなに混ぜてもらい、ワイワイお昼ご飯を作る。

フランスパンも安いし、生ハムにチーズ。
お茶漬けの素があったので、パスタであえてみたり。
和洋折衷。美味しければなんでもあり。

そしてスペインはビールが安い!これ美味しかったな。
食べ終わったら、ベットでひと休み。

それから念願の川〜!

この透明度。ビックリした。
ところどころに小さな魚も。

石の上に座ってぼーっとしている人も居たり、歌っていたり。
思いおもいに過ごしているのをみて、この先のカミーノがますます楽しみに。

夜ご飯は、6時ごろにサラダとモツ煮。
この牛もつ煮!トリッパ?缶詰で温めるだけだけど
本当に美味しかった。欧州は案外、臓物を食べる文化があって
個人的にはビックリ。余すところなく美味しく命を頂いてますね。

まだまだ道は続く〜